• 2024年11月16日(土)公開

    ジョン・ヒューストン特集

    豪快、破天荒、大胆不敵。
    アメリカ映画の巨人ジョン・ヒューストンが映す、人生の光と影。
    公式HP
    https://stranger.jp/movie/3594/
    上映時間

    11月16日(土)~11月22日(金)

    11月16日(土)
    17:40 ザ・デッド/「ダブリン市民」より
    19:20 光あれ
    20:30 勇者の赤いバッジ
    11月17日(日)
    17:40 ゴングなき戦い
    19:30 禁じられた情事の森
    11月18日(月)
    17:40 勇者の赤いバッジ
    19:10 ザ・デッド/「ダブリン市民」より
    20:45 光あれ
    11月20日(水)
    17:40 禁じられた情事の森
    19:40 ゴングなき戦い
    11月21日(木)
    17:40 光あれ
    18:50 勇者の赤いバッジ
    20:15 ザ・デッド/「ダブリン市民」より
    11月22日(金)
    17:40 ゴングなき戦い
    19:30 禁じられた情事の森

    ※11/19(火)は定休日です。

    当日券(1作品)
    一般 1800円 大学生 1400円 中高生以下 1000円 シニア(60歳以上) 1300円 障がい者1100円 会員 1400円 学生・シニア会員 1100円
1941年に『マルタの鷹』で監督デビューを果たし、1948年『黄金』でアカデミー監督賞・脚本賞を受賞。1951年『アフリカの女王』ではハンフリー・ボガートに初のアカデミー主演男優賞をもたらしたジョン・ヒューストン。人間が持つ野望や欲望とその挫折をテーマにした作品や、名だたる作家の原作を映画化するなど多彩なジャンルの映画を数多く手がける。ヒューストン初期の1940年代から晩年1980年代までの監督作の中から、貴重な日本未公開作品を含む年代別 5作品をセレクトした特集上映。

光あれ
 ロング・アイランドのメイスン総合病院で75名の帰還兵が治療を受けている。彼らは第二次世界大戦での体験から戦争神経症に苦しむ兵士であり、この作品はその治療の様子を収めたドキュメンタリー映画である。米軍の依頼で制作されたにもかかわらず、戦意を喪失させるとして35年にもわたり上映が禁止されていた。ポール・トーマス・アンダーソン監督の『ザ・マスター』は本作から着想を得ている。(58分)

勇者の赤いバッジ
 1862年南北戦争、北軍に参加した新兵ヘンリーは実戦に怯え前線から逃げ出してしまう。しかし自分の臆病さを恥じ、「名誉の負傷」=「赤いバッヂ」を得るため戦場へ戻る決心をする。ヒューストンに無断で大幅にカットされた本作だが、兵士たちの葛藤や恐怖を露にした戦争映画の傑作と評価が高い。主演のオーディ・マーフィは第二次世界大戦の英雄として数々の勲章を受章。戦後は俳優として活躍したが彼自身はPTSDに苦しんでいたという。(69分)

禁じられた情事の森
 ペンダートン少佐夫妻は形だけの夫婦だった。妻は愛人との情事に耽り、夫は倒錯した性癖を抱えながら若い兵士に惹かれている。その人知れぬ想いが募るあまりに、ギリギリで保たれていた均衡が崩れていき…。カーソン・マッカラーズの原作小説を基に、マーロン・ブランドとエリザベス・テイラーが異常な湿度を帯びた熱演を見せる。ヒューストンの希望に反して早々に打ち切られた「"gold"-hued version(ゴールド染色版)」での上映。(108分)

ゴングなき戦い
 日雇い労働者のタリーは元プロボクサー。ある日彼は、ジムで19歳の青年アーニーと出会う。タリーはアーニーにかつての自分のトレーナーを紹介するも、アーニーはデビュー戦で惨敗してしまう…。自身ボクサーであったヒューストン監督がレナード・ガードナーの原作小説を映画化、男たちの孤独で泥臭い闘いを描いたボクシング映画の傑作。日本では長らく劇場未公開でDVD化もされていなかった。(96分)

ザ・デッド/「ダブリン市民」より
 1904年のクリスマス、ダブリンに住む老姉妹が開く毎年恒例のパーティーには、今年もグレタと夫のガブリエルが参加していた。和やかなパーティーが終わり、帰り際に「オーグリムの少女」を聴いたグレタに悲しい記憶が甦る。ジェイムズ・ジョイスの短編集『ダブリン市民』の一篇「死者たち」を原作に、パーティーに集う人々の一夜の出来事を描いたヒューストン監督の遺作。娘で女優のアンジェリカ・ヒューストンが主演を務めた。(83分)(公式サイトより)

  • 光あれ
  • 勇者の赤いバッジ
  • ザ・デッド
Pagetop