• 2025年11月15日公開

    ペルー映画祭vol.3 2025

    アンデスとアマゾンを行く、時空を超えて!
    公式HP
    https://www.buenawayka.info/festival3
    上映時間

    11月15日(土)〜11月21日(金)

    11/15(土)
     14:40 みどりの壁 &トークイベント
      【トークイベントゲスト】
       松岡ひとみさん(映画パーソナリティ)、
       長澤義文さん(ペルー映画祭主宰)
     17:20 Bunka
    11/16(日)
     14:40 ママ・イレネ、アンデスの癒し
     16:20 UCHIPA/ウチュパ 再生の歌
    11/17(月)
     14:40 罪なき罰のゆくえ
     16:30 ワルテル先生とキピの教室
    11/19(水)
     14:40 ムーンハート
     16:20 私はタニア
    11/20(木)
     14:40 ペルー、水と巡る道
     16:30 霧 & おしょうゆ物語
    11/21(金)
     14:40 午後の終わり
     16:20 恐れられし肌

    ※11/18(火)は定休日です。

    特別鑑賞券(3プログラム券)
    (11/15(金)まで販売) 3600円(劇場窓口・数量限定)

    当日券(1プログラム券)
    一般 1800円 大学生 1400円 中高生以下 1000円 シニア(60歳以上) 1300円 障がい者1100円 会員 1400円 学生・シニア会員 1100円

みどりの壁<レストア版>
 結婚を機に首都リマを離れ、ジャングルの開拓者となった家族の物語。入植時の苦悩や役所との対立など、若い夫婦と幼い息子の暮らしに次々とトラブルが降りかかるが・・・。ペルー社会の問題と矛盾を静かに描く。1970年に日本で初めて公開されたペルー映画。2023年の監督生誕100年を機にデジタル化。(116分)

午後の終わり
 <記憶:映画三部作>の1作目。元ゲリラ戦士の2人は離婚届にサインするために19年ぶりに再会する。それぞれの生活について語り合う中で、政治活動に明け暮れ愛し合った記憶をよみがえらせていく。過去と現在を結ぶ秀逸な会話劇。(81分)

恐れられし肌
 <記憶:映画三部作>の2作目。22年ぶりに故郷のペルーに帰国したアレハンドラ。帰国後、死亡したと思っていた父親がゲリラ組織の一員であったために投獄されていることを知る。アレハンドラは、3歳だった自分を捨てた父親がどのような人物だったのかを知りたいと思い始めるが…。(109分)

UCHPA/ウチュパ 再生の歌
 ペルーで文化功労章を受賞したことがあるケチュア語ロック&ブルースバンド「Uchpa(ウチュパ)」のリーダー、フレディ・オルティスの再会の旅を描く。警察時代の記憶からウチュパ結成の秘話を同級生やメンバーの証言で辿る。ワイノやハサミ踊りといったアンデス音楽を西洋音楽と融合し新たなサウンドが生み出される。やがて音楽は、彼自身の過去におった心の傷を癒していく。(86分)

罪なき罰のゆくえ
 80年代初頭、センデロ・ルミノソはペルー高地のワリャ地区を初期の「解放」地帯の一つとした。ワリャは、ゲリラ運動の支援拠点になったことで、すぐに高い代償を払うことになる。暴力の終息から30年後、住民は沈黙を破り、今もなお続く痛々しい過去について語りだした。(89分)

ムーンハート
 ある日一匹の蟻と出会ったホームレスの老婆は、蟻に自分の境遇を見いだし、生活を共にすることに。彼女の目に映る世界は、懐かしい思い出や幸せへの道を遮る悪魔的存在で溢れていた。そこに、“機械仕掛けの天使”が現れ彼女を導いていくが…。孤独に暮らす老婆の姿を全編セリフなしで描くファンタジー。(80分)

Bunka -ブンカ
 日本人がペルーに移住してから約125年。日系人がペルー人に与えたアイデンティティへの影響は大きく、特にペルーの食文化の中に強く現れている。ペルー発祥の“日系料理”は “ニッケイ(Nikkei)”という言葉を象徴する存在となり、国際的にも高く評価されている。文化の変容を体現している人々の視点を通して、単なるフュージョンを超えて文化として根づきつつある姿を描き出す。(60分)

ワルテル先生とキピの教室
 ペルーの高地に住む教師のワルテルは、廃材を集めて女の子のロボットのキピを作った。新型コロナウィルスのパンデミックによって、多くの生徒は学校を辞めそれぞれの村に帰っていた。ワルテル先生はキピと共に各地域を訪れ、学びを届けるプロジェクトを開始する。キピと子どもたちが一緒になって文化を学び合う姿を描く。(81分)

私はタニア
 ペルー北部の鉱山地帯。熱帯雨林の間をアマゾン川がゆるやかに流れいく。実際の証言に基づき、ある10代の少女が閉塞した村の暮らしから脱出しようとするも失敗し、やがて売春を強いられるまでの過程を、ドキュメンタリーとフィクションを掛け合わせて再現していく。名もなき少女の奪われた声とアイデンティティ、そして尊厳の回復を描く。(85分)

ペルー、水と巡る道
 ペルーの文化は、水と大地への畏敬の念を基礎に築かれてきた。海辺の街、山岳地帯、アマゾンの密林――それぞれの地に暮らす人々は今も尚、水と深いつながりを持ちながら日々を営んでいる。彼らにとって資源以上の存在である「水」の意味とは。ペルーの人々の水とともにある暮らし、そしてその根底に流れる精神性を豊かな映像美とともに映し出す。(88分)

ママ・イレネ アンデスの癒し
 女性治療師、ママ・イレネの軌跡を描く。84歳を迎えた今もなお、彼女は消えゆく危機に瀕する先住民の叡智と伝統を実践し続けている。失われつつある知恵を記録するだけでなく、女性の力の物語であり、母なる大地と共に生きる尊き道への讃歌でもある。(72分)

 ペルー北部沿岸で育まれる3つの物語を通じて、古代から続く漁の営みのなかに映し出される人間の犠牲、忍耐と脆さが紡がれていくビジュアルドキュメンタリー。(70分)ドクペルーが福岡滞在時に制作した100年以上使われる木樽で再熟成される醤油をテーマにした『おしょうゆ物語』(監督:ヒメナ・モラ、ホセ・バラド/2025年/20分/ドキュメンタリー)も同時上映。(公式サイトより)

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