• 2025年9月13日公開

    ヴィターリー・カネフスキー トリロジー

    純粋で美しくも残酷な、カネフスキーの少年時代の記憶が生み出した、鮮烈なる衝撃!
    『動くな、死ね、甦れ!』から始まる、人生を揺るがす伝説のトリロジーがついに甦る!!
    公式HP
    https://www.gnome15.com/kanevsky3/
    上映時間

    9月13日(土)〜9月26日(金)

    9/13(土)
     15:15 動くな、死ね、甦れ!
     17:15 ひとりで生きる
    9/14(日)
     15:15 ぼくら、20世紀の子供たち
     17:00 動くな、死ね、甦れ!
    9/15(月)
     15:15 ひとりで生きる
     17:20 ぼくら、20世紀の子供たち
    9/17(水)
     15:15 動くな、死ね、甦れ!
     17:15 ひとりで生きる
    9/18(木)
     15:15 ぼくら、20世紀の子供たち
     17:00 動くな、死ね、甦れ!
    9/19(金)
     15:15 ひとりで生きる
     17:20 ぼくら、20世紀の子供たち
    9/20(土)
     19:40 ぼくら、20世紀の子供たち
    9/21(日)
     19:40 動くな、死ね、甦れ!
    9/22(月)
     19:40 ひとりで生きる
    9/23(火)
     19:40 ぼくら、20世紀の子供たち
    9/24(水)
     19:40 動くな、死ね、甦れ!
    9/25(木)
     19:40 ひとりで生きる
    9/26(金)
     19:40 ぼくら、20世紀の子供たち

    ※9/16(火)は定休日です。

    当日券(1作品)
    一般 1800円 大学生 1400円 中高生以下 1000円 シニア(60歳以上) 1300円 障がい者1100円 会員 1400円 学生・シニア会員 1100円

1990年、カンヌで映画の表舞台に彗星の如く現れた54歳の新人監督、ヴィターリー・カネフスキー。
『動くな、死ね、甦れ!』でカンヌ国際映画祭カメラ・ドール(新人賞)に輝き驚愕のデビューを果たした彼は、その続編『ひとりで生きる』でカンヌ国際映画祭審査員賞受賞。そして3作目となる初のドキュメンタリー『ぼくら、20世紀の子供たち』では、ソ連解体後の混沌としたロシアで社会から弾き出されたストリート・チルドレンたちの生きる姿や心の内をありのままに映し出し、世界に衝撃を与えた。
この3部作は、自身もストリート・チルドレンで不良少年だった監督の経験をもとに撮られたものであり、フランソワ・トリュフォー作品におけるアントワーヌ・ドワネルのように、主人公ワレルカを演じるパーヴェル・ナザーロフと彼の守護天使ガリーヤ/ワーリャを演じるディナーラ・ドルカーロワを追った3部作でもある。
映画と出会った悪童が起こした奇跡は、人生を揺るがす作品として人々の中で生き続ける―。

動くな、死ね、甦れ! 〈デジタルリマスター版〉
 舞台は第二次世界大戦直後、収容所地帯と化したソ連の炭鉱町。大人でさえ自分を守ることで精一杯な世の中を、危うげながらも逞しく生きる12歳の少年ワレルカ。彼の引き起こす無垢な、しかし、やってはならない悪さは、母親への反発と相まって次第にエスカレートしていく。そんな彼の前に、守護天使のように現れては、危機を救ってくれる幼馴染の少女ガリーヤ。二人に芽生えた淡い想いは次第に呼応していくが、やがて運命はとんでもない方向へ転じていくのだった…。世界を魅了し続ける少年映画の金字塔。(104分)

ひとりで生きる
 15歳になったワレルカは少年期に別れを告げようとしていたが、大人たちの世界はますます悲劇的な様相を呈し、彼にとって唯一、ガリーヤの妹ワーリャと一緒にいる時だけが心落ち着く時だった。そんな中、ある事件をきっかけに学校を退学になったワレルカは、ワーリャの思いをよそに、ひとりで町を出る。故郷や家族と離れ、ひとりで生きるワレルカ。一方、残されたワーリャは、返事のないワレルカに手紙を送り続け・・・。幼さを見せながら、大人へと成長していく少年の心の風景をスクリーン上で開花させた傑作。(100分)

ぼくら、20世紀の子供たち 〈デジタルリマスター版〉
 国際的な評価を得たカネフスキーが次にカメラを向けたのは、社会体制が崩壊したロシアの都市に巣くうストリート・チルドレンたち。窃盗、強奪、売春、そして殺人…残忍性をエスカレートさせていく彼らの裏側に傷つきやすい感受性を見るカネフスキー。やがてカメラは、思わぬ場所でワレルカの面影を残したパーヴェル・ナザーロフの姿を捉える。そして、2本の映画で共演したのち、全く異なる人生を歩み成長していったパーヴェルとディナーラが再会を果たす。デジタルリマスター版を日本初公開!(83分)(公式サイトより)

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