• 2025年8月16日公開

    オルエットの方へ(4k)
     みんなのジャック・ロジエ

    ヴァカンス映画の金字塔!
    公式HP
    https://www.jacquesrozier-films.com/
    上映時間

    8月16日(土)〜8月29日(金)

    8/16(土)
     13:00 オルエットの方へ
    8/17(日)
     13:00 メーヌ・オセアン
    8/18(月)
     13:00 トルテュ島の遭難者たち
    8/20(水)
     13:00 オルエットの方へ
    8/21(木)
     13:00 フィフィ・マルタンガル
    8/22(金)
     13:00 オルエットの方へ
    8/23(土)
     18:45 アデュー・フィリピーヌ
    8/24(日)
     18:45 オルエットの方へ
    8/25(月)
     18:45 ブルージーンズ
         バルドー/ゴダール
         パパラッツィ
    8/27(水)
     18:45 オルエットの方へ
    8/28(木)
     18:45 オルエットの方へ
    8/29(金)
     18:45 オルエットの方へ

    ※8/19(火)・8/26(火)は定休日です。

    当日券(1プログラム)
    一般 1800円 大学生 1400円 中高生以下 1000円 シニア(60歳以上) 1300円 障がい者1100円 会員 1400円 学生・シニア会員 1100円

    当日券(短編集プログラムのみ)
    一般 1200円 大学生 1200円 中高生以下 1000円 シニア(60歳以上) 1200円 障がい者1000円 会員 1200円 学生・シニア会員 1000円

ヴァカンス映画の傑作として、いつまでも色褪せないジャック・ロジエ監督の長篇第二作『オルエットの方へ』。
日付で章立てされた作品は、日記のようにヴァカンスの日々を映し出す。
海辺に降り注ぐ陽光、若者たちの笑い、ひと夏の恋……。そして、どこまでが演技で、どこまでが用意されたセリフなのか分からない俳優たち。
「映画は人生そのもの」というジャック・ロジエ。
まるで人生のような苦い輝きのヴァカンスが、ついに4Kレストアされ、いまスクリーンによみがえる!

オルエットの方へ
  9月の初め、パリで働くジョエルは、友人のカリーンと一緒に、親戚のキャロリーヌが持つ海辺の別荘にヴァカンスへ行く。ワッフルを食べたりエビをとったり、女三人、誰にも邪魔されず気ままに過ごしていたある日、偶然を装いジョエルの上司ジルベールが現れる。じつはジルベールは密かにジョエルに好意を寄せていたのだ。
退屈しのぎにちょうどよいとジルベールと一緒に過ごす彼女たち。そんな時、浜辺でヨット乗りの青年と出会い、ジョエルは彼に惹かれていくのだが……。(162分)

ブルー・ジーンズ
 ジャン゠リュック・ゴダールに絶賛されたロジエ監督の短篇第二作
カンヌの海辺でヴェスパに乗り、ナンパに明け暮れる二人組。その刹那的な彼らの青春が、浜辺の緩やかな移動撮影で見事に捉えられている。(24分)

パパラッツィ(20分) バルドー/ゴダール(10分)
 1963年5月、ゴダール『軽蔑』の後半部分を占めるカプリ島での撮影現場を訪れたロジエは、そこで撮影したフッテージをもとに二本の短篇を製作する。 『パパラッツィ』では、ブリジット・バルドーを一目見ようと集まる群衆や、スクープ写真を狙うパパラッツィに焦点をあて、『軽蔑』を外側から捉えようとする。
『バルドー/ゴダール』では、作品の内側からゴダールの撮影美学に迫りながら、ロジエの作家性をも浮かび上がらせている。

アデュー・フィリピーヌ
 1960年パリ。アルジェリア戦争のさなか兵役を数か月後に控えた青年ミシェルは、勤務先のテレビ局でリリアーヌとジュリエットという仲の良い二人の娘と出会う。二人は次第にミシェルに惹かれていくが、彼はどちらとも上手くやろうとする。そんな中、仕事でミスをしたミシェルは、兵役前にヴァカンスを楽しもうとテレビ局を辞め、二人に告げぬままコルシカ島へ旅立つ。(110分)

トルテュ島の遭難者たち
 パリの旅行代理店に勤めるボナヴァンチュールと同僚の「太っちょノノ」は、ロビンソン・クルーソーの冒険を追体験させる無人島ヴァカンスツアーを企画する。彼らはツアー候補地のカリブ海へ調査に向かうが、空港で「太っちょノノ」が逃げ出し、代わりに弟の「プティ・ノノ」がボナヴァンチュールに同行することになる。現地に着いた二人が無人島を探していると、パリから最初のツアー客がやってくるが、誰もボナヴァンチュールの言うことを聞こうとしない。(146分)

メーヌ・オセアン
 ブラジル人ダンサーのデジャニラは、パリ発の特別列車「メーヌ・オセアン号」に飛び乗るが、検札係に罰金を命じられてしまう。フランス語が分からない彼女だが、たまたま通りがかった弁護士の女性に助けられる。翌日、弁護士に誘われ漁師の裁判に立ち会ったデジャニラは、その漁師が住む大西洋の島で週末を過ごすことにするが、そこに検札係もやって来て……。(136分)

フィフィ・マルタンガル
 ブールヴァール劇『イースターエッグ』はパリで大ヒット中。この低俗な自作が権威あるモリエール賞を受賞したと知った劇作家は、これを何かの陰謀だと思い込み、上演中の戯曲を改変して「敵」に報復しよう企む。(120分)(公式サイトより)

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