• 2025年4月19日公開

    自由なファンシィ
     筒井武文傑作選

    『自由なファンシィ』公開を記念して、筒井武文監督傑作選を開催!
    公式HP
    hhttps://stranger.jp/movie/5828/
    上映時間

    4月19日(土)〜4月25日(金)

    4/19(土)
     19:00 自由なファンシィ
    4/20(日)
     19:00 孤独な惑星
    4/21(月)
     19:00 自由なファンシィ
    4/23(水)
     19:00 バッハの肖像
    4/24(木)
     19:00 自由なファンシィ
    4/25(金)
     19:00 ゆめこの大冒険

    ※4/22は定休日です。

    当日券(1作品)
    一般 1800円 大学生 1400円 中高生以下 1000円 シニア(60歳以上) 1300円 障がい者1100円 会員 1400円 学生・シニア会員 1100円

ブライトン・ロック
[日本未公開] 殺人のアリバイを破りかねない少女を口止めするために近づくギャング。自身も少年である彼は、しかし愚かなまでに純真である少女に心乱され始める。グレアム・グリーン原作(脚色にも参加)のブリティッシュ・ノワールを代表する一本。ブライトンはロンドン郊外の海岸の保養地であり、その陽光に満ち溢れた地での犯罪がかえって暗さを増す。ニューロティックで残忍、半面の脆さという矛盾を体現するアッテンボロー。たまたま殺される直前の被害者と一緒だったことから事件にかかわり、ある意味探偵役を務める中年女歌手がどこにでも現れて不気味。仲間内の弱い輪である男を殺す階段場面のショッキングなカッティングと構図の切れ味。アッテンボローがいじるあやとり糸や人形、少女との切ない絆となるレコードなどの小道具にも注目。 (92分)

ゆめこの大冒険
 怪盗ゆめことマッド・サイエンティストが乗る気球は、メリエス的な世界一周の旅へと出発。二人の熱いキスで北極熊を驚かせ、巴里の夜景へと私たちを誘う。さらに偽りの遠近法での追跡劇は、映画が作り物の真実であることを指し示す。無声映画への深い愛と該博な知識に裏づけされた筒井流「ゲームの規則」であり初期代表作。(61分)

バッハの肖像 ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2009より
 勅使川原三郎の躍動する身体とその影、そしてタチアナ・ヴァシリエヴァによる無伴奏チェロ組曲が織りなす妖しくも官能的な舞台。ミシェル・コルボや鈴木雅明の情熱溢れる指揮による受難曲やカンタータ。それらを捉える冷静な画面の合間に映画作家自身のパッションが不意に噴出する瞬間が訪れる希有な音楽ドキュメンタリー。(120分)

孤独な惑星
 団地の踊り場を挟んで向き合う孤独なOLとカップル。ひょんなきっかけから男がOLの部屋のベランダに転がり込み、奇妙な恋愛喜劇が始まる。ドアの開閉によって人間関係に新たな変化が生じる様はルビッチ映画のようにスリリングで、彼らの恋のゆくえに目が離せない。刻々と微妙に変化する三人の関係はどうなるのか…。『自由なファンシィ』へと続く「愛の3部作」の第1作目。(94分)dd>
自由なファンシィ
 美術大学の職員として平穏に過ごしていた田上千尋は、同棲中の恋人・大沢ゆかりとすれ違う日々が続いている。戸惑いが募る千尋は、ゆかりにプロポーズをするが、返事は曖昧に濁されたものだった。ある日、千尋は親族にゆかりを紹介しようとするが、ゆかりの部屋が空っぽになっていたことを発見する。半狂乱にゆかりを探し回る千尋は、友人たちから気分転換にと芝居の招待状を受け取る。公演名は「自由なファンシィ」。物語の中で愛人と駆け落ちをし、夫への別れの手紙を綴るヒロインを、ゆかりが演じていることを、千尋は知る由もない。そして公演前日、翻弄される男と、幾つもの秘密を抱えた女の運命が動き出す……。(115分)(公式サイトより)
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