• 2024年12月14日(土)公開

    ベット・ゴードン
    　エンプティ ニューヨーク

    1970年代末から80年代にニューヨークのアンダーグラウンドで起こった音楽やアートのムーブメント「ノー・ウェイヴ」周辺で活動した映画作家であり、「セクシュアリティ」「欲望」「権力」をテーマにした大胆な探求と創作を行っている。
    公式HP
    https://punkte00.com/gordon-newyork/
    上映時間

    12月14日(土)&16日(月)&19日(木)
    17:40　ヴァラエティ
    19:40　エンプティ・スーツケース
    　　　　＆　エニヴァディズ・ウーマン

    12月15日(日)&18日(水)&20日(金)
    17:40　エンプティ・スーツケース
    　　　　＆　エニヴァディズ・ウーマン

    当日券（1作品）
    一般 1800円　大学生 1400円　中高生以下 1000円　シニア(60歳以上) 1300円　障がい者1100円　会員 1400円　学生・シニア会員 1100円
    19:40　ヴァラエティ

    12月21日(土)&23日(月)&26日(木)
    15:00　エンプティ・スーツケース
    　　　　＆　エニヴァディズ・ウーマン

    12月22日(日)&25日(水)&27日(金)
    15:00　ヴァラエティ

    ※12/17(火)&24(火)は定休日です。

ベット・ゴードン
1950年6月22日生まれ。ウィスコンシン大学マディソン校にて学士号、修士号、芸術修士号を取得。1970年代に実験映画の制作を開始。初期の作品はマイケル・スノウなどの映画作家による「構造映画」に触発されたもので、ジェームズ・ベニングと共同制作がなされた。1970年代末からニューヨークで活動。前衛映画の拠点であった「Collective for Living Cinema」で働きつつ、アンダーグラウンドで起こった音楽やアートのムーブメント「ノー・ウェイヴ」周辺で活動。セクシュアリティ、欲望、権力をテーマに大胆な探求と創作を行う。長編第一作『ヴァラエティ』(1983) は、カンヌ国際映画祭「監督週間」で上映された。いくつかの監督作品は、ホイットニー美術館、ポンピドゥー・センター、ベルギー王立映画アーカイブ、英国映画協会、MoMA、アンソロジー・フィルム・アーカイブスの常設コレクションに収蔵されており、米国のインディペンデント映画の先駆者として再評価が進んでいる。現在、コロンビア大学芸術学部映画学科で教鞭を取っている。

ヴァラエティ
　タイムズ・スクエア近くのポルノ映画館「Variety」。チケットを売るクリスティーン（サンディ・マクロード）は、ある日一人の男性客と言葉を交わす。以来、彼女はその男を追いかけるようになる……。アルフレッド・ヒッチコック『めまい』(1958)に想を得た物語。脚本は実験的な小説家のキャシー・アッカー（『血みどろ贓物ハイスクール』）が担当。撮影をジム・ジャームッシュ監督『ストレンジャー・ザン・パラダイス』(1984)などで知られるトム・ディチロ。写真家のナン・ゴールディン、ルイス・ガスマン（『ブギーナイツ』1997）、ジョン・ウォーターズ作品常連のクッキー・ミューラーらが出演。そして、音楽を当時「ラウンジ・リザーズ」で活動していたジョン・ルーリーが担当している。ニューヨークのアンダーグラウンドなアートシーンから生まれた、ゴードンの代表作。(100分)

エンプティ・スーツケース
　職場のあるシカゴと恋人がいるニューヨーク。２つの都市を行き来する女性が抱える疎外感と孤立感が考察される実験的で闘争的な作品。国際映画祭などで上映され高い評価を得た。(52分)

エニバディズ・ウーマン
　長編『ヴァラエティ』に先駆けて、ニューヨークのポルノ映画館「Variety」を舞台に作られた短編作品。タイトルは、サイレント期から活躍した女性映画監督ドロシー・アーズナーによる1930年製作の同名のハリウッド映画作品に由来する。(24分)（公式サイトより）

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