• 2024年12月7日(土)公開

    ロミー・シュナイダー映画祭2024

    20世紀最高の女優 ロミー・シュナイダー。
    多彩な魅力を引き出した3作品が、デジタルリマスターの美しい映像でスクリーンに!
    公式HP
    https://romyfilmfes.jp/
    上映時間

    12月7日(土)~12月13日(金)
    13:00 プリンセス・シシー

    12月7日(土)&9日(月)&12日(木)
    15:00 最も重要なものは愛

    12月8日(日)&11日(水)&13日(金)
    15:00 デス・ウォッチ

    ※12/10(火)は定休日です。

    当日券(1作品)
    一般 1800円 大学生 1400円 中高生以下 1000円 シニア(60歳以上) 1300円 障がい者1100円 会員 1400円 学生・シニア会員 1100円
ロミー・シュナイダー
1938年、オーストリアのウィーンで名門俳優一家の元に生まれる。14歳で女優になることを決意、1955年の『プリンセス・シシー』の皇妃エリザベート役によってスターとなる。『恋ひとすじに』(58)で共演したアラン・ドロンと恋に落ち婚約するも、4年後に破局。ドイツの舞台演出家と結婚し一児をもうけ2年ほど映画界から離れていたが、その後『夕なぎ』(72)、『ルートヴィヒ』(72)、『追想』(75)と多くの傑作、話題作に出演。“世界最高峰の女優”として名を馳せる一方、スキャンダルやゴシップが生涯つきまとった。1982年、パリで逝去。

プリンセス・シシー
 お転婆娘シシーが、オーストリアの皇帝フランツ・ヨーゼフ1世と出会い、ヨーロッパ一の美貌と謳われた皇妃エリザベートとなるまでを描いたプリンセス・ストーリー。撮影当初16歳のロミーのチャーミングな魅力満載ながら、後の大女優の片鱗も垣間みえる。宮殿やドレスなど19世紀の宮廷生活を再現した豪華絢爛な世界が圧巻。欧州各地で大ヒットを記録、自由奔放なシシーを演じたロミーは一躍アイドル的女優となった。(102分)

最も重要なものは愛
 ソフトポルノ映画に出演する女優とその夫、彼女に一目惚れしたカメラマンの三角関係を軸に、『ポゼッション』(81)で知られるポーランドの鬼才ズラウスキーが作り上げた、嵐のように疾走する過激で濃密な愛の傑作ドラマ。撮影中はズラウスキーと何度も衝突したロミーだが、その演技が高く評価され第一回セザール賞主演女優賞を獲得。むき出しの美しさで哀願するロミーをとらえた冒頭から一瞬たりとも目が離せない。(113分)

デス・ウォッチ
 医療が進み、病死が稀になった近未来。不治の病と診断された人気作家の最期の日々をリアリティ番組「デス・ウォッチ」で放映するため、スタッフの男が隠し撮りを始めるものの、逃亡を共にするうち二人の間に絆が芽生え……。『田舎の日曜日』(84)の名匠タヴェルニエによる異色SF映画。粗末な衣裳をまとい死の影に怯えながらも、決して尊厳を失わないロミーの迫真の演技が胸に迫る。本作公開の2年後、実際にロミーはこの世を去った。 (130分)(公式サイトより)

Pagetop