• 2025年8月16日公開

    ショーン・ベイカー初期傑作選

    すべてが日本初公開!
    インディペンデント映画がもつ無限の可能性を世界に発信しつづける ショーン・ベイカー監督の貴重な初期4作品を一挙上映!
    公式HP
    https://seanbakermovies.jp/
    上映時間

    8月16日(土)〜8月29日(金)

    8/16(土)
     16:00 テイクアウト
     17:50 プリンス・オブ・ブロードウェイ
    8/17(日)
     16:00 スターレット
     18:10 テイクアウト
    8/18(月)
     16:00 プリンス・オブ・ブロードウェイ
     18:00 スターレット
    8/20(水)
     16:00 テイクアウト
     17:50 プリンス・オブ・ブロードウェイ
    8/21(木)
     16:00 スターレット
     18:10 テイクアウト
    8/22(金)
     16:00 プリンス・オブ・ブロードウェイ
     18:00 スターレット
    8/23(土)
     15:10 スターレット
    8/24(日)
     15:10 フォー・レター・ワーズ
    8/25(月)
     15:10 プリンス・オブ・ブロードウェイ
    8/27(水)
     15:10 テイクアウト
    8/28(木)
     15:10 スターレット
    8/29(金)
     15:10 プリンス・オブ・ブロードウェイ

    ※8/19(火)・8/26(火)は定休日です。

    当日券(1作品)
    一般 1800円 大学生 1400円 中高生以下 1000円 シニア(60歳以上) 1300円 障がい者1100円 会員 1400円 学生・シニア会員 1100円

iPhoneでの全編撮影に挑戦した『タンジェリン』(2015)で話題を呼び、貧困層の日常を6歳の少女の瞳を通して描く『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』(17)、元ポルノスターの男が再起を目指す姿を追った『レッド・ロケット』(21)、そして『ANORA アノーラ』(24)で第77回カンヌ国際映画祭<最高賞>パルムドールを受賞したほか第97回アカデミー賞®作品賞含む最多5部門を受賞し、インディペンデント映画のもつ無限の可能性を世界へと示し続けてきたショーン・ベイカー。
ケン・ローチやダルデンヌ兄弟といった巨匠から大きな影響を受けながら、偏見や差別にさらされる立場にある人々を内側からありのままに描き出す独自のスタイルを確立し、移民、セクシャルマイノリティ、セックスワーカーなどへと光をあてる。人々の境遇や暮らしに正面から向き合いながら常にユーモアも忘れないその姿勢は、初期監督作品からブレることなく貫かれていた。
本特集では、長編デビュー作から現在地へとショーン・ベイカーが歩んだ軌跡を辿る、日本初公開の貴重な4作品を上映。素朴な視点から掬い上げた「生きた声」の数々が、異なる世界や文化を知ること、そして他者への想像力をもつことの尊さを改めてわたしたちに教えてくれる。

フォー・レター・ワーズ(特別上映)
 ある真夏の夜のパーティーで酔っ払い、戯れ、いさかいを起こす若者たちを描いた長編デビュー作。アメリカ郊外に暮らす男子大学生の間で、特有の生々しい会話が飛び交う。リチャード・リンクレイター作品などを彷彿とさせる青春のポートレートに、ベイカーの鋭い観察眼が光る。(82分)

テイクアウト
 密入国業者への多額の借金を抱えながら、ニューヨークの中華料理屋で配達員として働く不法移民の青年の1日を捉えた長編第二作目。徹底したソーシャル・リアリズムのスタイルで、マンハッタンに暮らす移民たちの厳しい日々を浮き彫りにする。(87分)

プリンス・オブ・ブロードウェイ
 ニューヨークのストリートで偽ブランド品を売って生計を立てるラッキーの元へ、かつての恋人が存在すら知らない”息子”を連れてきたことで全てが一変する。いきなり”パパ”になった黒人青年と幼い子供、それを取り巻く人間模様をチャーミングに描く。(100分)

スターレット
 女優志望のジェーンは、愛犬のチワワといつも一緒。ある日ガレージセールで購入したポットに大金が入っていることに気づく。ポットの持ち主である老婦人とジェーン、歳の離れた女性二人の心の交流を生き生きと描くユーモラスな感動作。(103分)(公式サイトより)

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